思う事。



今回のテーマは・・『卒業/別れ』 です。

そろそろ卒業シーズンですよね?まだ受験真っ只中でそれどころじゃないという人も多いかと思いますが、
私の高校も今月卒業式があります。この三年間長かったのか短かったのか今になるとわかりません。
でも本当に色んなことがありました。その中でやはり人との出会いや別れというのは大きいですよね。
一生のうちで出会って関わりを持つ人はほんの一握りなのに、ケンカしたり悪く言ってみたり・・。
そんな繰り返しですが、私には忘れない人(忘れられない人)というのが多い気がします。
いつもいつも覚えてるわけではないけど、それぞれの人に思い出があって、その思い出の曲を聴いた時や
思い出の場所、物、景色、言葉・・。そんなものに触れると、はっきりと思い返せるし、楽しかった思い出なら
今でもうれしくなるし、かなしかった思い出なら今でも胸をしめつけられるような思いになります。
みんなはそうゆうことってある?
ただ、思い返してばかりいても前に進めないし、前にすすめない人生なんて意味がないと思います。
だからどっかでそれを『思い出』として割り切ることって必要だし、常に先は見ていたいですね。
(と今、自分に言い聞かせつつ・・)

そこで卒業という一つの区切りというものが大事になってくると思います。
卒業・・それまでの課程の修了の時でもあると同時に、そこから先の始まりの時でもあります。
また高校の卒業は、今までの卒業より大事にしたいですね。
小学校は卒業してもほとんど中学で一緒だし、中学校の卒業も地元に住んでいて、
どこかで会う機会というのも多く、離れてしまうという気持ちはあまり大きくなかった気がします。
高校は卒業してしまうと、色んな進路があり、大学にしろ他府県に行ってしまったりと
なかなか会う機会もなくなってくる気がして、余計に寂しい気持ちになります。
でもだからこそ、次に会うときに成長した自分をみてほしいって気持ちになれるけどね。
それぞれがそれぞれの場所で自分の形で輝いていてほしい。そう思います。

ここで、私が今一番忘れられない人・・その人へのメッセージを込めてこの言葉を紹介します。

サヨナラ、

おなじ空の下、生きていること。
どこかで元気にすごしていること。
ずっといっしょにいられなかったけど、
おなじときをどこかで
生きていればいい。
その人らしく生きていれば。

そうすれば、
このつらさもムダにはならない。
はなれるときは、
そんなふうには思えないけど。
だけど、時間とともに
いつかは、そう思えるようになりたい。

サヨナラ、
そのあとにつづく言葉は、元気で。
いっしょにいられなかったけど。
ずっといっしょにいたかったけど。
いま、言えることは、
サヨナラ、
元気で。



この言葉は廣瀬裕子『サヨナラ、』という本の一番最初のページに書かれています。
立ち読みしてて、最初のこのページを見たときに、衝撃をうけ、即買いましたね。
私の状況にぴったりだし、こう思えたらいいなあと心から思いました。

一番忘れられない、
     一番大切な
あなたへ・・。
                       

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