当たり前であること
そんなものは存在しないと思う。


はだいろがこの色だというなら、遠い空の向こうの「あの人」の存在は?
風邪ひいた時に、落ち込んだ時に、前が見えなくなった時に
元気な自分は当たり前の存在じゃないって気づくよね?

今日TVで義足の女の子の話をみました。
その子はサンダルを履きたかったんだって。
で、義足を作ってもらって嬉しそうにデパートにサンダル買いに行ってた。
「みんながしてるのに、自分は足を隠さなきゃいけないのが嫌だった」んだって。
私もすごい共感できたよ。
みんなが半そで着たり、夏、おしゃれしたりするのすごい羨ましかった。
私はできるだけ手が隠れる服を選んだり、暑いのに長袖だったり。
けど義手を作ってもらって、存分におしゃれできるようになった。
大好きなtommy girlの服も着れるしね。

コンプレックスって自分が思うほど他人は気にしてなかったりするけど
自分の中ではそれだけが大きな存在で、本当に苦しいものだと思う。
けど、それが何かのきっかけでちょっと楽になったり、いい方向に導けるっていいなって。
偶然にもその子が義足作ってもらった所と私が義手作ってもらった所一緒だったんだけどね。

私だって、みんなができることは一緒にしたい。
今まで諦めて悔しい経験もいっぱいした。
体育祭のフォークダンスもしたかったよ。

何かに踏み出す時勇気がいるけど、
その一歩を踏み出せることは自分にしかできない。
その手助けとなるのは何であるかは人それぞれだけど
その子にとっての義足が、私にとっての義手が
大きな一歩を踏み出させてくれたのは素敵なことだとおもう。

みんなが当たり前のように服を着たりサンダルはいたりすることが
誰かにとってはすごい幸せなことだったりするんだよっ。


今日もみんなに幸せな一日でありますように☆

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